整理とは
片付けるためにはまず「整理」が必要です。
整理=必要なものと不必要なものを区別して、わけること
片付けが苦手な人は、整理をとても難しいものだと思っています。
私もそうでした。何から手を付けたらよいのかわかりませんでした。
基本は減らすこと
片付けが苦手な人には「捨てること」が苦手な人や「ついモノを買ってしまう」人、その両方などさまざまだと思います。
捨てることが苦手な人には酷な言葉ですが、やはり基本は「モノを減らすこと」なのです。
私も苦手でした。でも大丈夫です!
モノを減らす方法、どんな考えかたをすれば捨てることができるのかをこれから順にお伝えしていきます。
整理の基本の流れ
整理の方法は、何を片付けるにしても基本的には同じ流れです。
- 全部出す
- 必要なモノと不必要なモノにわける
- 必要なモノを分類する
- 戻す
筆記用具を片付けてみましょう
パンパンになっているペン立てを片付けてみましょう。
ボールペンを使おうと思って引き抜くと他も出てきてしまいますね。
少しでも増えると入らないので他の場所に適当に置いてしまいますね。
そして散らかっていきます(笑)
普通はもっと沢山あると思いますが、基本的には同じ作業です。
1.全部出す
ペン立てから出して広げてみましょう。出してみると意外にこんなにあります。
2.必要なモノと不必要なモノにわける
捨てることが苦手な私はインクがかすれたり出ないものなど「使えない」モノだけ不必要としました。右:必要 左:不必要
この時に、捨てようか迷ったものは「保留」とするのもありです。←捨てるのが苦手な人は「保留」が多くなりますが大丈夫です。
3.必要なモノを分類する
必要なものを種類別に分けます。
油性ペンが3本もあったり鉛筆が沢山あります。子供が勝手に出すので気づくとこうなります(笑)
4.毎日のように使うモノだけ←ここポイント
ペン立てに戻します。
毎日使う筆記用具はこれだけでした!(鉛筆2本、油性ペン、ボールペン)
それ以外のモノはどうしましょう?(笑)
ゴムでくくって(くくらなくてもいいけど)引き出しに入れてしまいましょう。
油性ペンのインクが出なくなったらそこから出して、鉛筆が小さくなったらそこから出して・・・。
保留はどうする?
「保留」にしたモノのがあればその置き場所を家の中に決めておきましょう。
これから家を片付ける予定の方は、「保留」コーナーまたは箱を作っておいてそこにどんどん置きます。
「保留」を作ることで、捨てることが苦手な人は気も楽になるし作業が進みやすくなります。
「保留ばかりにならない?」と思われるかもしれませんが、一度保留にしたものは、時間が経つとやはり使わなかったから要らなくなったり、片付けが調子よく進んでコツがつかめてくると「保留」として分けることが面倒になってきたりします。
「やっぱり必要」だったらそこから戻せばいいのです。だから必要なモノはまずは最小限の「使うものだけ」を選ぶようにすることを心がけましょう。
日々の暮らしが大切
使おうとする度に他の筆記用具までつられて出てきたり、いつもパンパンなペン立てを見るだけでストレスが溜まります。
よく使うものを取りやすい場所に、たまに使うものはそうでない場所に置く。
これだけで暮らしやすくなります。
不必要なモノを、少しでも捨てることができた自分を褒めてあげましょう!