目次
2次試験に向けて
1級1次試験に無事合格したので、すぐに2次試験の申込を行いました。
1次試験(2014年8月)→1次試験合格(2014年9月)
この後の予定・・・→2次試験(2014年10月)→発表(2014年12月)
11月には幼稚園の係が忙しくなるのと、年末年始は忙しく先になってしまいそうだったので年内に取得したかったのです。
テーマ決め
2次試験は研究発表なのですが、「提案編」と「実作業編」から選択します。
「提案編」
あなたが今後第三者(ご自身とご家族以外)に対して、整理収納においてどのような「提案」をしていくのかを考えてください。提案の方法を選択し、その方法に合った提案を制作してください。「実作業編」
あなたが実際に行った(自分以外)整理・収納の体験を通して、その目的と効果を述べてください。どのような目的で改善を行い、どのように理論を使いどのような効果があったかを具体的にしてください。
「提案編」はイメージが全然湧かなかったので、私は「実作業編」を選択しました。
実作業
テーマは「お料理がしたくなるキッチン」
ママ友達から以前より家の片付けを手伝って欲しいと言われていたので、2次試験のテーマにさせていただきました。
お友達が一番片付けたい場所が「キッチン」だったので、アドバイザー理論に沿ってヒアリングを行って問題点や最終目標を伺ってから片付けを開始しました。
それまでに私自身が自宅の断捨離を進めていたので、それが良い経験になってアドバイスができました。
お互いに幼稚園児がいるので子供の体調やスケジュールを頑張って合わせながら、週に1回片付けに伺いました。
キッチンはモノが多いので片付けるのに時間がかかります。
3~4時間×3日伺って終了しました。この時の片付けの詳細については今後の「片付けのノウハウ」で紹介できたらと思います。
片付け後のお友達宅キッチンの写真です。
論文提出
2014年当時は2次試験の前に論文の提出がありました。2015年10月に論文提出はなくなったようです。
試験の15日前までに、2次試験の内容を原稿用紙にまとめて提出します。
800文字以上1,200文字以内でしたが、400字詰め原稿用紙にびっしり3枚書いて試験の16日前にメールで送付しました。数日前にざっと書いて翌日書き直して・・・を何度か繰り返して提出しました。
今は論文がなくてうらやましいです・・・。
発表準備
試験当日はグループのメンバーと試験官の前でプレゼンをします。
持ち時間は一人20分間。
発表方法ですが当時は資料のみと、パソコンを利用するのと選択することができました。
2015年3月以降、パソコン利用はなくなり資料のみになったようです。
私は資料をwordで作成しました。
資料製作で心がけたこと
- アドバイザー理論に沿う
- 目的と効果を具体的にする
- BeforeAfterの写真を盛り込む
詳しく書くと・・・
アドバイザー理論に沿う
整理収納をするにあたり、「整理のステップ」の概念を教え込まれます。ここで使われる単語をはっきりと明記して、それに沿ったかたちで作業を進めた内容にします。
目的と効果を具体的にする
冒頭に記載しましたが、「研究発表に関する手引き」にこのように書かれています。
「実作業編」
あなたが実際に行った(自分以外)整理・収納の体験を通して、その目的と効果を述べてください。どのような目的で改善を行い、どのように理論を使いどのような効果があったかを具体的にしてください。
発表に求められている内容から絶対にそれないようにしましょう。
BeforeAfterの写真を盛り込む
写真を忘れずに撮ります。
Beforeは撮り忘れてしまうことが多いですが普段の片付けをする際も撮っておくと成果もわかります。
写真を入れるととても見やすくなります。わかりやすい発表かどうかも評価の基準になりますので写真は必須です。
資料製作
資料の枚数が決まっています。
→A4 サイズ 5 枚まで(表裏両面使用した場合最大 10 ページまで可能)
資料を作る時は書きたいことをひたすら書いて、写真を入れてラフを作りました。最初は倍くらいの分量になってしまったかと思います・・・汗
その後、不要な部分は削ったり写真の大きさやレイアウトと調整してなんとか5枚に収めました。
内容を減らす方が増やすより簡単なのでこの方法がおすすめです。
発表準備
当日絶対緊張する。頭がからっぽになったらどうしよう・・・。
そう思った私の取った方法はこちらです。
- 出来上がった資料を印刷してノートの左に貼る
- 右に発表する一語一句を書く
- リハーサルをする(ビデオ撮影)
「では発表いたします。〇〇です。よろしくお願いします」から書きました~。
時間を計ると・・・12分くらいで終わってしまいました(汗
時間を過ぎてしまうと発表を途中で終えないといけないので、これだけは避けましょう。でも短すぎるのも残念です。
ビデオに録るのは恥ずかしいですが、客観的に自分を見ることができるのでおすすめします。
自分で思っている以上に早口になっていました。本番は緊張するのでもっと早口になってしまうはず。ノートの冒頭に「ゆっくり読む!」と書いて何度かビデオを撮り直して見ては練習を重ねました。
この方法、緊張する方にはとてもおすすめですので是非やってみてください。
さて2次試験当日の様子はまた後日書きますね。
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