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読んでいただき、ありがとうございます。
先日読んだ本です。「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき親ができること
自身も経験者である不登校新聞編集長が、20年の取材を経て伝えたい、子どもとの向き合い方。学校へ行きたくない子どもにどう対応するかといった具体的なアドバイスから子育てのノウハウまで、多くの親子が悩み傷つきながら獲得した知見を1冊に。教育・保育学が専門の東京大学名誉教授・汐見稔幸氏、N高を創設した角川ドワンゴ学園理事の川上量生氏との対談も収録。
息子は中1と小5です。
「学校に行きたくない」と継続的に言われたことはありませんが、グズグズとはかどらない日はあります。
話を聞いてみると友達との出来事だったり、授業で発表がありストレスになっていたり原因はさまざま。
私は両親が共働きでそれだけが理由ではないかもしれませんが、「熱がある時以外学校を休むなんてあり得ない」と言われて育ちました。
実際、病欠以外で学校を休んだ覚えがありません。
その考えが根強いので、朝子どもたちがはかどらないとかなりイライラしてしまいます。
なんとか感情を出さないようにして理由を聞きだし学校へ促すようにしていますが、ストレスを感じます。
不登校はいつなんどきどんな子にも訪れる可能性があると思っています。我が子もわかりません。
子どもと向き合い「学校を休むこと」を受け入れることができるか想像してみますが、私には結構むずかしいことのように思うのです。
人の子の話なら「数日休んでもいいじゃない」と思えますが、自分の子になるとなかなか決断できることではないですよね。
定期テスト前に勉強が進まない長男に対しても、「他の人より点が低くても平気なの?」と自分の考えを押し付けてしまう。
「子どもの力を信じて待つ」ことが理想だとわかっていますがなかなかむずかしいです。
ああしてみたら?こうしてみたら?と余計なアドバイスをついしてしまいます。
「学校に行きたくない」に限らず、子どもの主張をどんな風に聞き入れ対応したらよいのか参考にしたいと思い手に取りました。
この本を読んだあとは、雑談を増やしたり一緒にゲームをする時間を作ったりしています。
「たっぷりの愛情とご飯があれば子どもは間違った道には進まないはず」と子どもが小さい頃は思っていたのに、欲が出て求めすぎなのかもしれません。勝手にハードルを上げているのは自分たちです。
信頼関係を強くして、「子どもが前へ進むサポート」をするという立ち位置で見守りたいと思います。初めての子育ては親も勉強ですね。