私は捨てられない人でした。今も捨てる作業がとても苦手です。
お友達と片付けの話をしていると「捨てられないのよね~」と話す方が多いです。
気持ちがとても分かります、のでこの記事が参考になればと思います。
目次
断捨離後心がけたこと
一度思い切って断捨離した後は、捨てる苦しみを味わいたくないので以下のことを心がけるようになりました。
- もらわない
「これ使う?」と聞かれたら、「今、家の片付けをしていてモノを減らしているので結構です。ありがとうございます」と答えるようにしました。 - 買う時はよく考える
買い物は好きなのでします。でもそのモノを捨てる時のことを考えて買います。十分使うことができるか、使う度に嬉しい気持ちになるか、捨てる時には納得できそうか。
衝動買いはほとんどしなくなったし、買う数も減ったので節約になりました。
一度頑張れば良いサイクルが始まります。苦手でも断捨離してみませんか?
捨てる気になる言葉
捨てることがとにかく苦手なので、「一応取っておこう」とならないようにメンタルを鍛えました(笑)
断捨離をする前にしたこと、作業中に呪文のように言い聞かせていた言葉をご紹介します。
理想の家をイメージする
こんな家に住みたいなというイメージを強く持ちます。
- カフェのような雰囲気にしたい
- いつでも人を呼べる家にしたい
- 家族がくつろげる家にしたい
- アジアンテイストにしたい
- モノクロで統一したい
雑誌などでこんな感じというのを見つけてもいいですね。
「こんな家にするのは到底無理」と私は思いました。今も理想の家にたどり着いていません(笑)
でも、無理だと思ってやらなければ永遠に散らかったままだし、一歩でも踏み出せばそれに近づくことはできます。よく聞く言葉ですが、「できるかできないか」ではなくて「やるかやらないか」です。
もし主婦の方だったら、自分がやらなければ一生その家の状態です。でもやれば理想に近づけるかもしれません。
家賃で考える
開かずの間があったとしたら、家全体の何パーセントくらいでしょうか?
3LDKの1部屋だとしたら15%くらいでしょうか。
家賃10万円/月払っているとしたら、開かずの間の家賃は15000円/月。
年間18万円、35年払うと630万円!
物置に630万円も払うなんてもったいないです。今すぐ生きた部屋にしないと!
買えるものは捨てても大丈夫
「今は必要ないけどいつか使うかもしれない」
便利そうで買ったけど一度も使っていないものはこの先も使わない可能性が高いです。
買えるものは必要になったら買えばいいのでそんなに処分することを恐れる必要はありません。
負のイメージが少しでも浮かんだら処分する
- 前の彼氏にもらった
- 嫌な思い出がある
- 勢いで買ってしまったけど似合わない
- 色やデザインが好きではない
- 穴があいていたりボロくなっている
- お土産でもらったけど好みではない
- 使わないともったいないけど出番がないなと見る度に思う
頭や心に少しでもひっかかるモノはあなたにストレスを与えています。
見る度に負のイメージを持つモノを手元に置いておく必要があるでしょうか?
もったいないと言わない
この言葉は危険です。
小さい頃から「捨てるの?もったいない!」と戦後生まれの母に言われ続けてすりこまれました。
「もったいない」の意味が違うと思うのです。
×捨てること→〇使わないでしまいこむこと
捨てることがもったいないのではなくて、モノを使わずにしまいこむことが「もったいない」のです。
タグがついている洋服やいただきもののタオルなどは、今すぐ使うか人に譲るかリサイクルするか考えてしまいこみから脱出させてあげましょう。
必要なものを選ぶ
「捨てなくちゃ」と思うと行動に移しにくいかもしれません。
例えば引き出しを片付ける時には、中身を全部出したら「今使うもの」「今後すぐ使うもの」だけを戻します。明らかに不要なものは処分。人にあげるものや迷うものは「保留」にしましょう。
片づけについての本やサイトではあまり「保留」はおすすめされていませんが、私には効果的でした。保留にすることで安心できるし、片づけが進むと面倒になって「保留」→処分に変わることも多いです。
得るために失うものがあるのは仕方ない
全て片付けを終えたら、違う自分が見えてくるかも。イライラしなくなってやりたいことが出てくるかも。未来の新しい自分に会うために、モノや思考の執着を失うのは必要な過程なのだと思います。
溜め込んでしまった自分への修行なのです。
頑張りましょう。
いかがでしょうか?私の経験が苦手な方の参考になれば嬉しいです。